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ウォレット

(Wallet)


ウォレットとは、暗号通貨を保管するためのアプリケーション、またはデバイスのことを指します。従来の通貨でいうところの財布に相当するものです。

 ウォレットは、自分が持っている暗号通貨のアドレスを管理するためのものであり、アドレス秘密鍵のペアを保持しています。秘密鍵を持っていると、そのアドレスに対する取引を行うことができます。

暗号通貨のウォレットには、大きく分けて以下の3つの種類があります。

1.ホットウォレット

ホットウォレットとは、インターネットに接続されたデバイス上で稼働するウォレットのことです。オンラインウォレットやデスクトップウォレットなどが該当します。取引がスピーディーで便利な一方で、ハッキング被害のリスクがあるため、セキュリティ対策が必要です。

2.コールドウォレット

コールドウォレットとは、インターネットに接続されていないデバイス上で稼働するウォレットのことです。セキュリティレベルが高い一方で、取引が不便であるという欠点があります。

3.ウォッチウォレット

ウォッチウォレットとは、自分で所有していないアドレスの残高を監視するウォレットのことです。特定のアドレスの入出金を確認することができるため、取引履歴の確認や残高の把握に利用されます。通常、アドレスを入力するだけで利用できるため、セキュリティ面でのリスクは少ないとされています。

更に細かく分けると、1のホットウォレットの主なものに「オンラインウォレット」「デスクトップウォレット」「モバイルウォレット」があり、2のコールドウォレットには「ハードウェアウォレット」「ペーパーウォレット」などがあります。

1-1.オンラインウォレット

インターネットに接続されたサーバー上にあるウォレットで、取引が比較的容易に行える反面、ハッキングの危険性があるというデメリットがあります。

1-2.デスクトップウォレット

一般的にPCにインストールすることで使用します。オフライン環境でも使用できるため、セキュリティの向上が期待できます。また、複数の暗号通貨に対応しているウォレットもあり、マルチコインウォレットとして利用されることもあります。
デスクトップウォレットは、トランザクションの作成や署名などの操作をユーザー自身で行うため、オンラインウォレットと比較してセキュリティリスクが低く、自己管理が容易です。ただし、ウィルスやマルウェアに感染するとウォレットの情報を盗まれる危険性があるため、ウイルス対策ソフトやファイアウォールなどを併用することが望ましいです。

1-3.モバイルウォレット

名前の通り、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスにインストールされる暗号通貨のウォレットアプリです。デスクトップウォレットと同様に、ユーザーは暗号通貨の保管、送受信、管理ができます。
モバイルウォレットは、デスクトップウォレットと比べてより利便性が高く、いつでもどこでも簡単にアクセスできるという利点があります。また、スマートフォンのセンサーや機能を活用して、QRコードを読み取って送金するなどの操作ができるようになっています。
しかし、モバイルデバイスはセキュリティリスクが高いため、ウイルス感染や盗難などに注意が必要です。また、画面が小さいため入力ミスが起きやすくなるため、注意深く操作する必要があります。

2-1.ハードウェアウォレット

暗号通貨を安全に保管するためのハードウェアデバイスのことです。通常、USBデバイスの形状をしており、暗号化されたプライベートキーを安全に保存することができます。
ハードウェアウォレットは、インターネットに接続せずにオフラインでも動作するため、ハッキングやマルウェアに対する耐性があります。また、多くの場合、パスワードやPINコードを入力することでウォレットにアクセスできます。
一般的に、ハードウェアウォレットには、Ledger、TREZOR、KeepKeyなどのブランドがあります。ユーザーは、ウォレットにアクセスするために、専用のソフトウェアをインストールする必要があります。ハードウェアウォレットは、暗号通貨を長期間保管するために最も安全な方法の一つとされています。

2-2.ペーパーウォレット

暗号通貨を安全に保管するための方法の1つで、印刷した紙に秘密鍵や公開鍵を記載することで作成されます。通常、ペーパーウォレットはオフラインで作成され、ネットワークに接続されていないコンピューターで生成されます。
ペーパーウォレットは、オンラインウォレットやデスクトップウォレットなどのホットウォレットに比べて、ハッキングのリスクが低く、オフラインで保管することができるため、セキュリティレベルが高いとされています。
ただし、紙に記載された秘密鍵や公開鍵が紛失された場合、暗号通貨にアクセスすることができなくなるため、保管場所の管理には注意が必要です。

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